システムを作る時

現代のシステム開発において、まず考えるべきは全体の責務分離である。

システムの複雑性は、個々の機能よりも、各要素の境界設計によって増大することが多い。 そのため、「どこから作るか」よりも「どこを間違えると致命的か」を先に考えた方が良い。

設計上の失敗が後工程に伝播しにくい順序は、概ね次の通りである。

  • 認証・認可
  • バックエンド
  • フロントエンド

以下、順に説明する。